HOW TO CARE / デニムのお手入れ方法
生デニムを穿きおろす前のお洗濯方法(ファーストケア)
生デニムは、糊を落として縮ませて穿くことで、きれいなアタリを表現することができ、洗わずに穿くよりも生地の寿命が延びます。ぜひ、ファーストケアすることをおすすめします。
※下記の【2】・【3】の工程は、可能な場合のみ行なってください。洗う環境やスペースなどに問題がある場合は、エ程【4】から行っても問題はこざいません。
※ファーストケアをすることにより、縮みが生じます。しっかり内容を確認し、自己責任の上でお手入れをお願いいたします。
1フロントのボタン(またはジップ)を閉め、裏返しにしてください。
2浴槽もしくはデニムが浸かる大きさのタライにぬるま湯を張り、そこに30分程度浸します。
※熱めのお湯だと糊は浮きやすくなる分、ぬるま湯で行うより、縮みが生じやすくなります。温度はお好みで調節してください。
3デニム表面の糊が浮き上がったら、糊を洗い落とします。【2】・【3】の工程中に、そのまま放置してしまわないように注意してください。
4すぐに洗濯機で洗濯→すすぎ→脱水の順に進めます。
自然な色落ちを楽しみたい場合
最初は洗剤を入れずに洗います。2回目以降、ワンウォッシュや加工物のデニムを洗う際は、蛍光剤の入っていない洗剤を使ってください。また、お湯よりも水を使った方が、色持ちすると言われています。
5洗濯が完了したら、シワを防ぐために縦と横をそれぞれ軽く伸ばします。
6裏返しの状態のまま逆さに干します。完全に乾いたらファーストケアの完了です
※目安ですが、天日干しの場合ウエスト部分で約2cm縮みます。乾燥機を使うと天日干しよりさらに縮みが生じますが、革パッチの縮みや割れなどの恐れも伴います。お好みに合わせてケアしてください。
裾上げが必要な場合
ファーストケアすることにより縮みが生じるので、上記の工程がすべて終わってから行うことをおすすめします。ARKnetsでは裾上げも承っておりますので、店舗スタッフまでお気軽にこ相談ください。
デニムは「丈夫で、長持ち」と思われがちですが、綿糸から作られた素材で、基本的にはコットンのため、汚れも、臭いも付着します。それらを放置すればするほど、痛みも早くなってしまいます。今回のファーストケア後も、タイミングを見て定期的に汚れ・臭いを落とし、大切に穿きこんで特別な一本に育ててください。