マルジェラの財布はなぜ人気なのか

最近マルジェラの財布をお使いの方がとても増えましたね

当店でもさまざまなブランドの財布を取り揃えておりますが、マルジェラが断トツで人気です

今回はマルジェラの財布が人気の理由を、自分の解釈で語っていきたいと思います


まず1つ目は「匿名性」
「ハイブランドの財布が欲しいけれど、ロゴの主張が強いのは好きじゃない、、」という声を店頭でもよく耳にします

マルジェラの4つタグもブランド創立当初とは意味合いが大きく変わってきており、今では4タグを見ただけで「マルジェラだ！」と分かるある意味ロゴのような役割を持っているかと思います

しかし、ファッションに疎い方からすれば「なんで糸でてるの？」なんて思われる事も、、

そんな分かりやすすぎない匿名性が今の時代に丁度合っているのかもしれません


2つ目は「使い勝手」
インポートのハイブランドの財布は、デザイン重視で使い勝手が良くない事が多いです

以前はマルジェラの財布も「1万円札が入らない、、」なんて事もありました、、大変でした

今では札入れなど色々と改良され、日本人にとっても使い勝手が良くなっています

左:新品　　　　　　　右:私物(4年使用)


自分もマルジェラの2つ折り財布を4年ほど使っていますが不満は無く、今のところ変える気はありません

革の財布なので経年変化が楽しめるのも魅力の一つかと

手入れは一切しておらず、手の脂で勝手にエイジングしていってくれるので手入れも不要で楽です

普段はバッグに入れたり、前ポケットに入れて持ち歩いています

※圧がかかり、形が崩れるので尻ポケットに入れるのはあまりおすすめしません。

左:新品　　　　　　　右:私物(4年使用)

撮影時の内容物は下記の通りです
少なくも多くも無く一般的かなーと思っています

お札:10枚
小銭:10枚
カード:5枚

新品と比較してもそのまで膨らみもなく、程よい厚さなのでポケットに入れてもそこまでシルエットは崩れないかと

1つ注意点というか、ご説明しておきたい事があります

それは4つタグの汚れについてです

これに関してはブランドからも言われていますが「汚れ」ではなく、「味」として捉えてください

服を着続ければいつかは、傷が付き、破れ、ボロボロになってしまいます

このスタンスはMaison Martin Margielaの頃から変わっておらず、ジョンガリアーノが就任した今でもアンチモードの精神は不滅です